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おめでとう! (前回の続き) 足掛け20年にわたって連載を続けてきた『タカシの外資系物語』も、今回で最終回となります・・・。 まず、大坂なおみ選手 全豪オープン優勝おめでとうございます! 相手のペトラ・クビトバ選手も、数年前、強盗に利き腕を傷つけられるという苦難を乗り越えてのナイス・パフォーマンス。いやぁ、本
ゴーン氏の“戦略” 日産前会長のカルロス・ゴーン氏が逮捕されてから、はや2か月が経過しました。事件の全容は、今後明らかになっていくことでしょうが、この事件から、われわれ日本人はいくつかの示唆を受けることができます。 例えば、去る1月8日に行われた、抑留理由開示請求手続きへの出廷。報道されている通り、この手続きは、裁判官
プロゲーマーは大人気?! (前回の続き)オリンピック正式種目への採用も検討され、世界中で大いに盛り上がっている“e-Sports”。しかし、一部の日本人はe-Sportsに対して、無理解から生じるネガティブな印象を持っています。e-Sportsは、娯楽面だけではなく、ビジネス面でも大きな可能性を秘めているのですが・・・
e-Sports がオリンピック?!という場合の日本人的感覚 新年あけましておめでとうございます! みなさん、今年もよろしくお願いいたします!! 昨年来、米中の“戦争”が過熱しています。昨年12月1日、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟副会長が逮捕されたのを契機に、状況は一気にヒートアップ。世界の株式市場も、これに呼応す
Fintechに慣れると・・・もう戻れない?! (前回の続き) デジタル技術は“Frictionless”=摩擦・障害のない状態を作り出す! 最近のキーワードの1つである“Frictionless”(フリクションレス)ですが、われわれ日本人にとっては、バラ色の未来とはいかないようでして・・・、以下では、その理由を見てみ
“Frictionless” とは何か?! 最近、“Frictionless”というコトバをよく見かけるようになりました。Friction(フリクション)というのは、某メーカーの「消せるボールペン」のブランドとして採用されていますが、本来は<こする><摩擦>という意味です。消せるボールペンは、ペン先の逆にある特性の消し
日本と欧米における資格の違いを変数化してみると・・・ (前回の続き) 外資においては最も評価される資格とは、一体何なのか?大半の読者の方は想像もしなかった無敵の資格についてお話ししたいと思います。 よく、日本の大学は入る(合格する)のが難しくて、出る(卒業する)のは簡単。一方、海外の大学は、入るのは簡単だが、出るのは難
残念なIT資格とは?! (前回の続き) 外資においては、花形のIT資格は、花形ではない!今回のコラムでは、この衝撃の事実からお話していきたいと思います。 外資において、IT資格は花形ではない?!厳密にいうと、大半のIT資格は花形ではなく、ごく限ら入れた資格のみ重視される≒採用において有利に働くと言うべきでしょうか。以下
自動車免許はもういらない?! (前回の続き)日本とグローバルでは、“資格”に関する考え方が大きく違う?! 今回のコラムでは、資格の中でも人気の高い IT系資格 についてお話ししたいと思います。 前回のコラムで、 「私は履歴書の資格欄に 普通自動車運転免許 しか書けるものがない!・・・(T-T)」 というお話をしたところ
履歴書の〇〇欄を埋められるか?! 「あなたはどんな “資格” を持っていますか?」 ・・・と質問されて、「えーーっ、何だっけ? ちょっと待ってくださいね・・・」という人はほとんどいないと思います。なぜなら、日本のビジネスパーソンの大半は、自分が所有する“資格”を即答できるようにしているからです。なぜ、そんなことをしてい
1968年7月 奈良県生まれ。
大学卒業後、某大手銀行に入行したものの、「愛想が悪く、顔がこわい」という理由から、お客様と接する仕事に就かせてもらえず、銀行システム部門のエンジニアとして社会人生活スタート。その後、マーケット部門に異動。金利デリバティブのトレーダーとして、外資系銀行への出向も経験。銀行の海外撤退に伴い退職し、外資系コンサルティング会社に入社。10年前に同業のライバル企業に転職し、現在に至る ( 外資系2社目 )。肩書きは、パートナー(役員クラス)。 昨年、うつ病にて半年の休職に至るも、奇跡の復活を遂げる。
みなさん、こんにちは ! 奈良タカシです。あさ出版より『外資流 ! 「タカシの外資系物語」』という本が出版されています。
出版のお話をいただいた当初は、ダイジョブのコラムを編集して掲載すればいいんだろう ・・・ などと安易に考えていたのですが、編集のご担当がそりゃもう厳しい方でして、「半分以上は書き下ろしじゃ ! 」なんて条件が出されたものですから、ヒィヒィ泣きながら(T-T)執筆していました。
結果的には、半分が書き下ろし、すでにコラムとして発表している残りの分についても、発表後にいただいた意見や質問を踏まえ、大幅に加筆・修正しています。 ま、そんな苦労 ( ? ) の甲斐あって、外資系企業に対する自分の考え方を体系化できたと満足しています。
書店にてお手にとっていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
奈良タカシ